12月5日(木)に旧長井小学校第一校舎で開催された、「指出一正氏講演会」にお邪魔してきました。
指出一正(さしで・かずまさ)氏は月刊『ソトコト』(※1)の編集長で、『関係人口』(※2)の言葉を産み出し世に広めた方です。ソトコトの編集長の他に多くの地域プロジェクトに携わり、また環境省・国土交通省・内閣官房委員も務められています。

今回の講演は、
～けん玉でつながる関係人口～
と題し、「長井けん玉のふる里プロジェクト実行委員会」と長井市が主催で開催されました。
上記実行委員会は、これまでも「けん玉でまちおこし」をテーマに地域の活性化のために取り組んでこられましたが、改めて関係人口について学ぶことで、これから自分たちに何ができるかを考える契機とするために講演会を開催したとのことです。

第1部では「関係人口～生まれるローカルのチカラ」をタイトルにご講演いただきました。
高知の四万十市や人口が900名を切る奈良の下北山村のアカデミーを例に、都市部に住む方々が携わる関係人口の動きをご紹介いただきました。

第2部は「けん玉でつながる関係人口」をテーマにディスカッションが行われました。
「長井けん玉のふる里プロジェクト実行委員会」が5年間取り組んできたことで起きた変化はあるものの、少なからず課題もあるため、指出氏に率直に疑問を投げかけディスカッションする中でアドバイスをいただきました。

今後の「長井けん玉のふる里プロジェクト実行委員会」の活動に注目ですね

(※1)月刊『ソトコト』：
木楽舎が月刊発行しているカルチャー誌。ソーシャル・エコ・ローカル・コミュニティーなどをキーワードにしています。（ファッション雑誌ガイドより）

(※2)関係人口：
移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。（総務省HPより）

------------------------------------------
ソトコトオンライン
長井けん玉のふる里プロジェクトFacebook