先日(22日)、小国町の『おぐに開発総合センター』で開催された、【芸工大プロダクトデザイン演習発表会】を拝見してきました。
小国町では、東北芸術工科大学、(株)オカムラと三者で連携協定を締結し、
『小国町の3歳の子供が初めて使う家具を、小国町の木材を使ってデザイン・作成する』、
ファーストファニチャーと言う共創プロジェクトを数年前から実施されています。
デザインは東北芸術工科大学の学生が小国町をフィールドワークの場として行い、(株)オカムラのサポートで作品をブラッシュアップしていきます。
今年は新型コロナウィルスの影響で学生たちはオンライン授業であったため実物の制作ができず、発表会は12名の学生の多くが模型を使ったZOOMでの発表となりました。
フィールドワークができなかったとは言え、学生たちは小国町の共働き家庭が多い事情等をよく調べており、子供たちの置かれている環境や子供の成長を考慮した家具のデザインとなっていました。中には伝統のマタギ文化を取り入れた作品もありました。
また、作品はどれも木のぬくもりを感じ、また親子の時間を最優先に考えた機能性を持たせており、甲乙つけがたいものばかりでした。
今後ブラッシュアップされて、どの作品が子供たちにプレゼントされるのか、とても楽しみです。
小国町の豊かな森林資源の利活用を図りながら、小さい頃から木に親しむことで地元の子供たちの木材家具への愛着を育む、この
ファーストファニチャーの取組み、素晴らしい取組みだと感じました。
拝見できませんでしたが、午前中には新型コロナの影響で延期となっていた、昨年度の3歳児への家具の贈呈式があったとの事です。
発表会の内容は、
「白い森まるごとブランドプロジェクト」さんのFacebookでも取り上げられていますので、是非ご覧ください。
※写真は一部、「白い森まるごとブランドプロジェクト」さんからいただいたものを許可を得て使用しています。
【作品の紹介】
・Branch Piece(サイズの変えられるハンガーラック)
・おもいだな(今を残して自分だけの木を作ろう)
・はぐくま(小国での日々には楽しい着替えを。)
・ひだまり(親子で使うテーブルイス)
・space partition:spation(子供のための家具 子供のための空間)
・Bkuni-:ブクニー(小国の自然から生まれた本棚)
・くみマル(ツナガル木育のカタチ)
・木のつくえさん(角度の変わる作業机)
・san sou(親子の時間で小国町を感じられる家具)
・フェイバ(お気に入りの絵本だけを置くキミだけの特別な場所。)
・ROBOLY:ロボリー(家族との「思い出」を残す家具。)
・Hive:ハイブ(ハイタッチで”できた”喜びを共感する収納棚)
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