シンポジウム『置賜地区の民俗芸能の未来』に参加しました
まいぷれ長井・西置賜編集部
菊地氏による基調講演
古田歌舞伎(小国町)を紹介
小松豊年獅子踊り(川西町)を紹介
パンフレット
12月8日(日)にタスパークホテルで開催されたシンポジウム『置賜地区の民俗芸能の未来』にお邪魔してきました。このシンポジウムは《置賜地区民俗芸能団体懇話会》の主催で、置賜地区3市5町に伝わる民俗芸能の保存・継続のための知恵や方法を探ることを目的として開催されました。
第1部は「基調講演」として、日本民族学会並びに民族芸能学会評議員の東北文教大学の菊地和博様より講話をいただきました。県内には、まだ多くの地域に民俗芸能が残っていますが、その文化継承活動に突き付けられている厳しい現状と、そこを乗り切ろうとチャレンジしている団体をいくつかご紹介いただきました。
第2部は「パネルディスカッション」です。パネラーとして、《小国町古田歌舞伎保存会》、《長井市平山獅子踊り保存会》、《飯豊町椿念佛踊り保存会》、《川西町小松豊年獅子踊会》の代表の方々が登壇されました。それぞれの会の活動内容、現状の課題と取り組み等をご紹介いただきました。どちらの会も、厳しい現状に置かれている事に違いはないのですが、後世に伝えていきたいと思う熱意と前向きな取り組み内容に感動しました
また今回、はるばる他の地区の保存会の方々も傍聴にお越しになり、いくつかの活動が紹介されました。その中で、《最上地区・真室川町の平枝番楽》さんの地元の子供達も参加する活発な活動等は、置賜地区の伝統芸能保存のために非常に参考になったと思われます。
《置賜地区民俗芸能団体懇話会》は、今後も置賜地区の民俗芸能の保存と発展のための活動を続けていかれますが、まいぷれ長井も何かしらの形で活動にご協力できたらと思っています
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