飯豊町の冬の暮らしを体験できる1泊2日のツアー、
~~飯豊町帰郷希望女子応援プロジェクト~~
にお邪魔してきました
ツアーは1月12日(日)、13日(月)の2日間、県内外から8名の参加者を招いて行われました。
実施場所は飯豊町中津川の上原地区にある公民館。飯豊町でも特に雪深い事で知られている中津川地域ですが、今年はこの地域も雪が少ない
【初日】は
小正月行事を地域の方と一緒に体験するのがメインの行事です。
参加者は、室内で「だんごさし」を行う室内グループと、「さいぞ笑い(ヤハハエロ)※1」の準備を行う室外グループの二手に分かれました。
「だんごさし」グループは、みず木※2に、ピンク、ブルー、黄色(どれも淡い色使い)のだんごや鯛などの飾り物を付けていきます。
「さいぞ笑い」グループは少ないとは言え、雪に慣れていない参加者は林に向かう道中で悪戦苦闘
その結果、何もお手伝いは出来ずに、ほぼほぼ地元の方々の単なる付き添いになってしまいました
ただ、藁を運ぶお手伝いはしましたよ
小正月の準備が終わるとスカイランタンに願い事を書きます。中津川地域は、2月の最も雪の深い時期に行われる「中津川雪まつり」で、約200個ものスカイランタンが打ち上げられる事で知られています。
参加者のみなさんも、壮大な願いから超現実的な願いまで様々な願いを書いていらっしゃいました
さて、その後は餅つき、さいぞ笑い、スカイランタンの打ち上げ、懇親会と、地元の方々のおもてないしを楽しまれたそうですが、まいぷれは残念ながら地元の「やははえろー(呼び方は地区で少し違います)」に参加のため退出。そちらは、「飯豊町帰郷希望女子応援プロジェクト」さんの
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【二日目】は
雪遊びがメインの行事です
何とか雪遊びができる雪量が残っている「白川ダム湖岸公園」に集合です。参加者はここでも二手に分かれます。「スノーシュー(※2)トレッキング」グループと「スノーモービル&バナナボート」グループです(時間制で交代)。
「スノーシュートレッキング」は、広大な「白川ダム湖岸公園」から隣接する「白川ダム湖畔オートキャンプ場」まで1時間弱をトレッキングです。慣れない雪道ですが、飯豊町の大自然を満喫されたようです
「スノーモービル&バナナボート」は、指導員の方から操縦を教えてもらい、まずは自走! スムーズに曲がるには体重移動が必要など、ちょっと操縦は難しいところもあるようです。そしてスノーモービルに結構なスピードで引かれる「バナナボートは」絶叫の連続
皆さん、振り落とされないように必死につかまっていました
雪国
ならではの2つのアクティビティを楽しんでもらえたようです
参加者の皆さんには、飯豊町の良さを満喫してもらえたと思います。また飯豊町に帰ってこられる日をお待ちしてま~す
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《飯豊町帰郷希望女子応援プロジェクト》
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中津川雪まつり
※1:さいぞ笑い(ヤハハエロ)
無病息災や五穀豊穣を願って正月飾りや古いお札を藁でつくった斎塔とともに燃やす神事です。呼び名は地域によって微妙に変わります。
※2:みず木
燃えにく末広がりに広がるため縁起が良い木と言われています。
※3:スノーシュー
雪上歩行具です。洋風かんじきと言えばわかりやすいでしょうか?