白鷹町山口の羽黒神社裏参道を車で上ると、神社本殿に至る少し手前に「白鷹町指定天然記念物」の【羽黒神社大杉】が現れます。
樹高四十四メートル以上、幹周り七メートル以上と測定されている立派な杉です。
また、大杉の横から眼下に白鷹の町が広がり、撮影スポットとしてもおススメです。
本殿も周りを巨木が囲っており、神秘的な面持ちをみせています。
（境内木も町指定の天然記念物です。）

------看板の説明------
　羽黒の大杉
　羽黒様の御神木は、樹高四十四メートル以上、幹周り七メートル以上と測定されている。子供達が手をつないで幹のまわりを取り囲む様を見てもその太さに圧倒される。近郷に類を見ない巨木である。
　以前木材をふんだんに使って住宅を建築していた時代には、この一本で四十坪の家が建つと語られていた。
　逆光の大杉から望む、陽春の里、深い霧でおおわれる夏、黄金色の下界が広る稲刈りの頃、降り積む雪に沈む里を見下ろす元朝参り、この巨木から観る里の風景には格別の風情がある。
　大杉には、時折蜜蜂が巣をつくる。蜜を敏感に嗅ぎつけて熊が大木によじ登る。その爪の跡が里山の動物と植物の営みを語りかけている。


-- まいぷれ長井の【文化財巡り】について--
長井・西置賜には多くの文化財(※)が存在しますが、地元の人にも知られていないものも多いと聞きます。
そんな文化財を気ままにご紹介していきます。
※有形文化財、無形文化財、民俗文化財、記念物（史跡・名勝・天然記念物）、文化的景観、伝統的建造物群等。

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