年期の入ったイスがあったりしますよね。
構造的にはまだまだ・・・でも座面の生地がボロボロになったり、色あせなどなど。
でもそのまま使っていたりするのが普通だと思います。
さて今回は工房改造に伴いサンドブラストするときに使うイスの生地を張り替えてみましたよ。
このイスはリサイクルショップで500円で売っていたものです。
一見、古っぽい感じがしますが、作りはきちんとしているのと重要なのはキャスターの部分です。
キャスターは重要で安い物だとここがへたってきて使えなくなるんですよね。
なのでデザインはイマイチでもキャスターを含め構造上がしっかりしてるのがオススメです!
まずは、座面の部分をはずします。こちらはネジ3本で固定されていたのでスパナで外します。
次に生地を止めているホッチキスの針の少し大きいのをニッパーなどで抜いていきます。これが結構時間がかかるところなのですが、ここは丁寧に1本ずつとっていきます。
この針がしっかり止められてるものは作りがいい証拠でもあります。
1時間以上かけて針を抜きました。
生地は帆布をつかいました。イスのサイズより片面10cmははみ出るように材料を買います。
今回は800円くらいで済みました。
それを時計で言うと12時方向6時方向3時方向9時方向に止めます。
この時パーンと張るように引っ張りながら止めていきます。
あとは少しずつ引っ張りながら止めていきます。
最後にはみ出ている生地をハサミやカッターで切って、再度補強していきます。
今回は木が堅かったのかきちんと奥まで刺さらなかったので金づちで叩いています。
そして生地を止める道具はガンタッカーです。
この道具は安いのは1000円以下でも売っています。
針もお安く売っています。針と言っていましたが正式名称はステープルです。
そしてまた座面を本体に固定して完成です。
なかなかの出来ではないでしょうかね〜