先日、長井市の致芳コミュニティセンターで開催された、
「わらじ作り講習会」に参加してきました
この企画は黒獅子祭りで履く「わらじ」を作れる人が年々少なくなり、また作り手の高齢化が進んでいる事から、伝統技能を継承し、かつ世代間交流をはかり、さらに高齢者が活躍する場を提供する事を目的に企画され、今年で4回目の開催となるそうです
午前中はわらの下処理(すく、打つ)作業を行いましたが、わらを打つ機械は獅子連の若手の方々が慣れた手つきで行われていました
随分と手慣れているので聞いてみたところ、過去の講習会への参加時や、しめ縄作りでも若手の方々はわらを使った作業を行っているそうです。
着実に技術の伝承は行われ始めているんですね
お昼を挟んで、午後から「縄作り」と本格的に「わらじの編み込み」の作業です。
まいぷれ長井編集部はもちろん初めての作業ですから、お師匠様(総勢6名)の中のお一人を両側から挟み込んで、教えてもらいました
まずは、わらをよって縄を作るのですが、まずこれが難しい
3本を1本にまとめるのが難しいし、継ぎ足し方がへたくそだし、太さもバラバラ、、、
既にめげそう
縄は約3mのものを2本作るのですが、苦労しながらもなんとか作り上げました!
そしていよいよ「わらじの編み込み」です
先ほど作った縄をベースに、まずはつま先部分を編みこむのですが、聞いた通りに何回やっても同じにならない
結局、つま先部はお師匠様に作ってもらい、その後足の底となる箇所を編みこんでいきました。。。ここは何とか編み込めましたが、縄を通す耳の部分や、仕上げのかかと部分は結局お師匠様に作ってもらい、、、
でも、何とか完成しましたよ
感想:とにかく難しかった
一度じゃ習得は絶対無理。変なところに力が入って筋肉痛
若手の皆さんは、わらじを作るのは初めてではないらしいですが、やはり1年に1度の経験では習得できずに、お師匠様方に聞きながらの作成でした。また、コロナ禍で獅子舞が行われないため、自分が作ったわらじを実際にお祭りで履いた事はないそうです。
履けても、お祭りで歩き回るのに耐えられるわらじを作れるようになるには、相当数を作る経験が必要だそうですよ
とにかく、一足のわらじを作る大変さを体験できただけでもよかった講習会でした
そして、着実に地元の若者に伝承されている事が嬉しかったです
来年も参加します
お師匠様と約束したので
この講習会の様子(参加者へのインタビュー中心)は、《エフエムい~じゃん おらんだラジオ》のまいぷれ長井提供コーナー「行ってみでごぇ♪」で放送します。
放送日は
3月14日(月)、
12:40ごろからの放送です。
ラジオで周波数77.7MHzに合わせてネ
パソコン、スマホからも聞けます
https://www.jcbasimul.com/radio/717/
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